房総風土記の丘を訪れ愛犬のお散歩していた所、
ジョギング中の男性が、ふと立ち止まり、
『可愛いワンちゃん、懐かしいなあ』と、
遠慮がちに、こちらに微笑みかけました。
聞けば、闘病中だった奥様のセラピー犬として
パピヨンを飼っていた事があるそうです。
元気で明るい性格なので笑いもいっぱい!
寝るのも一緒、なんと25年も添いとげたのち、
追うようにその生涯を終えたとのことでした。
我が家のパピヨンは今11歳だと伝えると
『あと倍は頑張れますね』
と励まされ、すっかり和んでしまいました。
そして、現役時代はカメラマンをしていた為、
ご夫婦で山に登ることも多かったのだとか、、、
鳥やお花のことを色々と教えて頂きました。
春の新緑に心地よい風が吹く中、、、
思いもかけず、何だかとても幸せな時間。
遊歩道脇に一面に咲き始めた小さい花の名前を
きっと私もずっと忘れないだろうと思いました。